Courtier Location AR 「Come Here」

 2019年11月1日、Courtier Co.,Ltd.は、ロケーションAR を使ったクラウドサービス「Come Here」を発表しました。

スマートホン画面の空中に、エアータグを浮かせ、クリックすると詳細情報と誘導地図が出るというサービスを2020年初頭から始めます。

基本技術には、オーストリアのWikitudeSDKを採用し、日本語機能、データベース機能(AWS)、データInput機能を付加し、エアータグから詳細データ(画像、音声、動画)が提供されます。更に米国Stripe社の通販機能を持っていますので、各店舗の商品を訪問後に購入することができます。


第3の媒体「空」の活用(ロケーションAR

雑誌、新聞、ラジオ、テレビを第1の媒体とし、インターネットを第2の媒体とすると、これらは、不特定多数の(Unlimited Mass)を相手にした媒体ということができます。

現実社会に多くひしめき飽和状態です。

豊かに残された媒体で、使用されておらず、何かの目的を持ってその場所に集まった人々(Limited Mass)のみを相手にする新媒体は「空」です。この第3の媒体を拡張現実ロケーションARで実現します。

 

(使用されている写真にはそれぞれのオーナーの著作権があります。ロケーションARの説明にのみ使用しています。商業用の無断使用を禁じます)

最後に残された宣伝空間「空」

誰もが空を見上げます。そこに広告宣伝やニュースが現れれば誰でも見たいと思うでしょう。

拡張現実ARを使った新宣伝広告媒体「空」を試してご覧になりませんか。

人の集まる場所での広告宣伝ができます。また、地方創生にも役立ちます。


音楽AR

 

例えば、渋谷の交差点の「空」に、ここに来ると聴ける「音楽」を浮かべます。画像をクリックすると音楽が聴けます。新商品の宣伝を行い通販サイトに連動もできます。


商品宣伝AR

 

東京駅の空に車の画像を浮かべます。興味のある車をクリックすると、その車の動画や詳細スペックが表示され、離れた北青山にあるディーラーの所在地に誘導します。


緊急ニュースAR

災害時の避難場所の案内をする画像を海岸近くや、要避難場所近くに大きく出します。

 

また、ハードなニュース(警戒を要するようなニュース)速報を発生場所の近くに出します。


街中紹介のAR

 

その通りにあるお店や緊急避難場所を紹介します。


海外案内AR

Location AR「Come Here」はWiFiのあるところなら全世界で使えます。海外の拠点で案内に使えます。さらに、それを東京でモニターできます。


ビル内の食べ物の紹介AR

 

京橋のエドグランの中の飲食店のメニュー画像を周りの空に表示します。来訪者はその周辺で食べたい食品を選ぶのであって、お店を選んでいるのでないという前提に立っています。クリックすると、お店の位置、メニューが表示され、誘導します。


地域の観光資源の紹介AR(まちじゅう博物館)

町全体の観光資源をAR化して、クリックすると詳細表示、道案内をします。周辺50mを特に大きく示しますので、気の向くままに訪問し、音声案内で由来を聴取できます。まちじゅう博物館です。

 

文字は最小限にして、画像、動画、音声で表現します。特に若い人は文字情報を嫌います。


商店街やアウトレットの個店紹介AR

 

商店街の個店の情報を表示します。訪問者は商店街やアウトレットを徘徊することなく、お店の内容、場所を知ることができます。更に通信販売の機能も持てます。


ゲームキャラクターを混ぜるAR(開発中)

観光案内の画像の中に「ぽけもんGO」のようにある地点で現れるキャラクターを混ぜることができます。キャラクターを集めることでプロモーションを図ります。

 

(例えば、スポンサー店の中でのみ得ることのできるキャラクターを集めるとポイントが貯まるなど)


理想分布

直径250mの円形を1ブロックとして、その中心点を基準点として、Object(対象地点)を9個ほど配置します。Objectはすべてブロックの中に点在するようにします。

緯度、経度がそれぞれ±0.001離れているようにします。

 

(東京で、緯度は±0.001の差で約112m離れる。経度は±0.001の差で約91m離れる)


注)このロケーションAR「Come Here」は平成30年度補正予算による物作り補助金を受けて開発されました。販売するには「生産転用」の承認を所轄官庁から受ける必要があります。このため、販売は承認後になります。販売開始は2020年初頭を予定しています。